ご挨拶

今井 輝雄

Imai Teruo

こまがた元気会会長

私たちの暮らす駒形地区は、蔵とラーメンの街として知られる喜多方市の南東部に位置し、昭和29年の市町村合併前の旧駒形村を区域とする地域です。雄国山麓の裾野に広がる、豊かな農山村資源・歴史・文化・人財等を有する農村地域ですが、年々少子高齢化と人口減少が進み、現在は、人口約1,800人、約680世帯、高齢化率43.5%の状況となっています。またこのことに伴い、空き家・耕作放棄地・鳥獣被害が増加し、農業の担い手不足、集落の維持機能の低下等様々な課題が顕在化しております。
 このような状況の中、将来にわたってこの豊かな駒形地区を維持し発展させようと、地域で活動する団体や地域づくりに関心を寄せる方々により「こまがた元気会」を発足させました。
 令和2年度には、喜多方市の支援をいただき、活動指針となる「こまがた元気ビジョン」を策定し、以後このビジョンに基づき活動を進めてきております。
 ビジョンにおいては、「住みよく、元気な『こまがた』の創造~田舎暮らしはステータス~」を駒形地区の将来像として掲げ、地域の特性を踏まえた、A「農」を基盤とした持続可能な里づくり、B 雄国山麓の魅力を活かした憩いと癒しの里づくり、C 歴史・文化・産業遺産を後世につなぐ里づくり、D 共に支え合う安全・安心な里づくり-交流・活動拠点づくり- の4本の柱からなる重点的取組分野を設け、それぞれの柱ごとの検討・実践グループ等の活動を通して、できるところから一歩一歩を取り組んできているところです。
 今後とも、状況をよく見据え、しなやかに対応しながら息の長い活動を展開し、元気な駒形の里づくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、このホームページをご覧になった皆様には、私どもの取組へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 

こまがた元気会 会長 今井 輝雄

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